【60代のセカンドライフ留学】「一歩踏み出せば、新しい世界が広がる」人生を豊かにするYokoさんのマルタ留学体験談
お名前 | Yokoさん |
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留学先・言語 | マルタ/セントジュリアンズ・英語 |
宿泊施設 | スタジオアパートメント |
留学期間 | 2024年10月~6週間 |
Q. 留学を決めたきっかけを教えてください
若い頃から海外で暮らしてみたいという思いがありました。暮らすだけではなく、せっかくなら語学の勉強もしようと思って、留学を決めました。
そう思って、語学学校を探していた時に、シュプラッハカフェのYouTubeでセカンドライフ留学をされたNorikoさんの体験談を見つけて。
同じ思いで頑張る方がいたんだ!と、Norikoさんの体験談が後押しになってシュプラッハカフェで留学することを決めました。
本当はコロナ前に行こうと思っていましたが、家庭環境や仕事の都合で踏ん切りがつかず、タイミングが合った2024年、留学することができました。
Q. 留学することについて、ご家族や周囲の反応はいかがでしたか?
娘と二人暮らしなんですが、娘は「ずっと行きたいって言ってたんだから、今行かなかったら後悔する。行くしかない!」って背中を押してくれました。彼女の応援もあり、留学を決断しました。
Q. 留学先としてマルタを選んだ理由は何ですか?
マルタは以前旅行で訪れたことがあり、その時の印象がとても良かったんです。年齢的にも、一人で行くことに不安を感じていたので、安全な国が良いと思っていて。
あと、建築系の仕事をしているので、建物好きということもあって、マルタの歴史的建造物にも魅力を感じていました。ヨーロッパ建築に囲まれて生活をしたいという思いがあったんです。
ホテルを改装してできたシュプラッハカフェの校舎の建築もとても素敵。多くの語学学校はビルの中にあったりするので、こういう環境で勉強出来ることが嬉しくて、むしろここじゃなきゃ!って思ったのも、シュプラッハカフェを選んだ理由のひとつでもあります。
マルタの首都ヴァレッタの街や静寂の街と言われるイムディーナの街並みもすごく良かったです。シュプラッハカフェの夜のアクティビティでも訪れたし、個人的に昼にも訪れるくらい、素敵なところでした。
Q. 留学に向けて準備したことはありますか?
6週間も日本を離れるって初めての経験で、荷物の準備は色々と気を使いました。
あとは、海外旅行は何度もしているけれど、一人は初めてで。エミレーツ航空でドバイ乗換だったのですが、乗換が不安だったので、Youtubeを見て予習をしておきました。
Q. 何故"6週間"の留学にしたんですか?
「生活する」を体験したかったので、最低でも1か月行きたいなって思っていました。
1か月の留学経験がある娘に意見を聞くと、「4週間くらいで楽しいと思えるようになる。」って言っていたんです。それを聞いて、仕事との兼ね合いも考えて、6週間に決めました。
Q. 留学前、不安や心配はありましたか?
行く前は、きっと若い留学生が多いのだろうな、友達できるかな、って不安に思っていました。
でも実際に行ってみると留学生の皆さんフレンドリーで、自然と仲良くなれました。
私が渡航した10月は日本人が少なくて。台湾の30代、40代の方と仲良くなって、一緒に遊びに行ったりしました。
Q. 滞在先はいかがでしたか?
学校に併設されているスタジオアパートメントに滞在しました。
一人部屋で、部屋の中にお風呂やキッチンがあるので、自分のペースで生活が出来て、とても快適でした。
複数人でアパートメントをシェアするクラスメイトに話を聞くと、「楽しいけれど、国が違って文化が違ったり、生活スタイルが違ったりすると、戸惑うこともある」って聞いて。スタジオアパートメントの滞在は自分に合っていたなぁと思います。
学校自体も静かでくつろげるし、適度に自分の時間を作れて、適度に友人と交流して、穏やかな生活ができました。
アパートはとっても綺麗だったんですが、外国ならではだなと思ったこともあって。(笑)
キッチンのカウンターの背が高かったり、IHが横じゃなくて縦に並んでたり、少し使いづらさは感じました。
シャワールームも、トイレと洗面所が一つになっているんですけれど、シャワーを使ったら床が水浸しになってしまって。壁側に向かってシャワーをかけるように工夫して使っていました。乾燥しているので、比較的すぐ乾くんですけどね、ヨーロッパの方はどうやって使ってるんでしょうね(笑)
Q. 授業や日常生活はいかがでしたか?
最初は先生の話すスピードについていけず、不安を感じていました。先生から「このクラスでやっていけば、聞き取れるようになるから頑張ろう」って言われて。同じクラスに仲の良いお友達ができたこともあって、予習復習をしっかりやって、クラスを変えずに頑張りました。先生の言う通り、だんだんと分かるようになってきましたよ。
あと、先生が現地のイベントを教えてくれて。仲良くなったクラスメイトと凧のお祭りやチョコレートのお祭りに一緒に行ったりしました。
こういう現地のお祭りって、普通の旅行じゃ味わえない。短い期間でもマルタに住んだからこそできたこと。とても楽しかったです。
日常生活では、シュプラッハカフェ近くのスーパーにいくのが楽しかったです。大きなスーパーで気づけば2時間滞在していたことも(笑)
Q. 特に印象に残った体験は何ですか?
一人部屋のスタジオアパートメントだったので、留学ブログによく書いてあった「フラットメイトとパーティー」なんて機会はないと思っていたんですが、仲良くなった子が誘ってくれて。自分の国の料理を振舞い合いました。
「そういうことできたらいいな、でもきっとそんな機会はないだろうな」って思っていたので、とてもいい思い出です。
Q. 留学中、心掛けていたことは?
「誘われたら断らない」
「一緒に連れてって」
「一緒に行かない?」
って、伝えるようにしていました。
本当は「同じ世代の方が居ればいいな」って思っていたけれど、国籍も世代も超えて仲良くできたのがすごくよかったです。
留学に来ている方はみんなフレンドリー。みんな「Good Morning, Yoko!」て声を掛けてくれるので、とても話しやすかったです。
Q. カルチャーショックはありましたか?
マルタの暮らしは自分に合っていたようで、特にないんです。
あ、でも自分に驚いたことがあって。
マルタのゆったりしたお国柄なのか、気候柄なのか、バスが来なかったり、急な路線変更に遭遇して。
そんな時、日本だったらイライラしてしまうと思うんですけれど、「そんなものかもね~」ってベンチに座ってバス来ないなぁってゆったり待つ自分がいて。こういう自分がいるんだ!と新しい発見ができました。
Q. 困ったことはありましたか?
マルタって、バスに乗ってどこでも行けるし、バスの乗り方もシンプルで分かりやすいです。
それでも、最初の1週間は不安で、乗るか葛藤していました。
でも、一度乗ってみたら全然大丈夫。現地の方がボタンの押し方とか、標示の見方とか丁寧にバスの中で教えてくれたんです。
Q. セカンドライフ留学を目指す方にメッセージをお願いします!
さんざん迷っていた私なので、えらそうなことは言えませんが、「一歩踏み出す勇気」を持ってほしい。やるかやらないか、って大きく違うと思うんです。
年齢を重ねると英語ができないとか、やっていけるかなとか、体調は大丈夫だろうかとか、いろんな不安がついて回ります。
そういうものを背負っていても、一旦その荷物は下ろしてみて、一歩踏み出してみてほしいなって思います。
私自身、英語は話せなかったけれど、できないなりに頑張ろうって思えた要因があって。「みんなもそんなに英語できないのかもしれないな」って感じたんです(笑)同じクラスの子たちの語学のレベルは同じ。いくつかの単語と身振り手振りで伝わると分かり始めたら、楽しくなってきました。
年齢を重ねると、自分が確立されていて、他の国だったり、若い世代と馴染めないって思う人もいると思うのですが、受け入れる気持ちがあれば大丈夫だと思います。
私は、滞在中にハロウィンがあったので、クラブにも行ってみました。若い子たちみたいに夜中までは遊べなかったけど、「こういうところなのね」って社会勉強にもなったし、みんなの楽しそうな姿を見れたことも楽しかったですよ。
Yokoさんのマルタ留学体験を通して、セカンドライフ留学の魅力が伝わってきました。
セカンドライフ留学は、人生の新たな章を開くチャンス。語学だけでなく、異文化交流や新たな自分との出会いも大きな収穫になるでしょう。
自分のペースで学べる環境や、異国での暮らしは新しい視野を広げ、人生を豊かにする素晴らしい体験だと思います。
セカンドライフ留学は、単なる語学留学ではなく、人生をより充実させてくれるもの。迷っている方には、ぜひ一歩踏み出して、新しい冒険を始めてみて欲しいです!