「留学は年齢を重ねた今の自分を知るきっかけに」友達と一緒にシニア留学をしたMayumiさんの留学体験談
お名前 | Mayumiさん |
留学先・言語 | マルタ セントジュリアンズ校・英語 |
受講コース | スタンダードコース |
宿泊施設 | スタジオアパートメント(友人と相部屋) |
期間 | 2023年10月~2週間 |
-ネイティブの会話に驚いた学生時代
学生時代から、割と英語は好きで。特に文法が得意でした。
けれど、私たちシニア世代の英語は読み書きを重視している時代。
初めてネイティブの会話を聞いた時に驚いてしまって、英語を専攻することはやめてしまいました。
それ以来、英語にほとんど触れることのない生活を送ってきました。
-突然の嬉しい経験が英語を学び直すきっかけに
息子の大学進学を機に初めて一人で京都に訪れた時のこと。
外国人旅行客の方からバスの料金や乗り方について話しかけられたんです。
当時、私は英語が全然話せなかったので、なんとかボディランゲージで伝えたんですが、それがたまらなく嬉しい経験に。
それから英語の勉強を始めました。
-友達と一緒にシニア留学
小さな街のコミュニティセンターで英語を学んで、今回一緒に留学をしている友人は、そこで出会ったクラスメイト。
今はその英語クラスはやめてしまったけれど、一緒に旅行するほど仲良くなって。
今回も、マルタでバカンスを楽しんで、英語もちょっとだけ勉強しようねって言いながら一緒に来ました。
2人なら、知らない土地で道に迷っても心強かったです。
私たちはクラスが違って、授業の時間も違っていたんですが、私が午前の授業を終えて部屋に帰ってくると、サンドイッチを準備して待っていてくれて、とっても嬉しかった!
「学校から帰ってお母さんがご飯作ってくれてるみたい。」と友達にいうと、「毎日作れへんで。」と言われました(笑)
-いざ留学
留学はここマルタが初めて。
シニア留学に憧れがあって、留学ができるタイミングが出来たので、インターネットで色々と検索しました。
語学留学だけでなく、バケーションも楽しめるマルタは自分にピッタリ。
-留学中、英語レッスンでの焦りと失望
最初のクラスでは、クラスメイトの会話力についていけませんでした。
文法やライティングは得意だったけれど、クラスメイトの会話や問題を解くスピードについて行けず、悲しい思いをしました。
クラスを下げることに焦りや失望を感じて、日本人スタッフの方や講師に相談してから、クラスのレベルを下げました。
日本にいる(英語が堪能な)友達からは、「他国の方のレベルを知れて、勉強の仕方や自分の方向性が決まって良かったね。」と励ましの言葉が届きました。
今では新しいクラスに変更して良かったなと思っています。
それに、クラスは変わったけれど、最初のクラスで出会った可愛い女の子とは、今でも挨拶するほど仲良くなりましたよ!
(スタッフコメント:渡航前に、プレイスメントテストという事前テストがあります。そのテスト結果でクラスが決まるため、文法が得意な方は、レベルの高いクラスに配置されることがあります。入学後、クラスを上げたい/下げたいといったの希望がある場合には講師やスタッフにご相談ください。)
-海外生活は今の自分を見つめ直すきっかけに
留学最初の週は困難の連続でした。
日本と違って、トイレのお水が流しにくかったり、ドアが開きにくかったり。
WI-Fiは使えても、タクシーを呼ぶアプリを使うにはSIMが必要で。
SIMを買いに行くにしても、Google Mapが使いこなせなくって、毎日7キロくらいあちこちと歩いていました。
初めて外国で生活をしてみて、出来ないことが思った以上に多くって。
自分はそんなに年をとったと思っていなかったけれど、適応力自体が衰えてきていたのかなと、改めて今の自分を知ることができました。
それに、久しぶりのたくさんの"初めて"は、まるでサバイバル。自分の中で新なエネルギーが湧いてきたような気持ちにもなりました。
-学校主催のツアーのおかげでしっかり楽しめた留学生活
最初の週は、午前中の英語レッスンが終わると、スーパーマーケットや携帯ショップに行ったり、クラス変更に頭を悩ませたりと自由な時間がなかったのですが、学校が色んなアクティビティを準備してくれていて。
特にバレッタのナイトツアーは本当に楽しめました。
ゴゾ島ツアーも参加できたし、一緒に来た友人は今度乗馬にチャレンジするんですよ。
-週末はアプリを駆使して観光!
土日はレッスンがなくって、一日中自由時間。
Bolt(タクシーを呼ぶアプリ)を使って、バレッタやイムディーナ、マルサシュロックに行き、思いっきり観光を楽しみました。
地中海の波に乗ってクルージングもしましたよ。
クルージングの船って、日本だとカバーが船の上についていて、しぶきがかからないようになっていることがほとんどですが、私がマルタで乗った船は小さくて。
カバーも何もなくって波やしぶきがバシャーンバシャーンと降りかかってきたときには「生きて帰れるか」を心配したほど。(笑)
これも忘れられない良い思い出になりました。
-シュプラッハカフェ・セントジュリアンズ校の感想
スタッフがとってもフレンドリーで、日本スタッフの方もいらっしゃるので、本当に救われたことがたくさんあります。
ちょっとしたことでも相談すれば、対応がとてもスムーズでした。
不満があるとすれば、トイレ。掃除が行き届いている学校なので、「汚くって入れない」なんてことはないんですけれどね、綺麗で快適な日本のトイレに慣れている日本人としては、改善の余地ありかなと感じます。
あとは、学校には大きなプールがついていますが、若い方もご年配の方もみんなビキニでプールに入っていてたので、次回は水着を忘れずに持ってきたいなと思います。
-これから留学を考えている方たちへのメッセージ
「自分にとって留学は何のためか?」ということを再確認して来られるといいと思います。
私たちの世代では、外国に留学する方はほんの一握りでしたが、今の時代はたくさんの機会がありますよね。
どんどん外国に出て、外から日本を見ることも大事だし、外国の中にいる自分を発見するのも大事。
是非トライしてみてください!