【インタビュー企画】インターン生Ryoさんの 6か月留学生活
Hey guys! マルタ校インターン生のKokiです。
今回はマルタ校にて6か月の留学生活を過ごされたRyoさんにインタビューしてみました。
Ryoさんはレセプショニストとしてマルタ校にてインターン業務も経験されていた上に、生徒として授業に参加しつつ日本の大学の授業も受けるという大変ハードな留学生活を送られてきました。
海外でのインターン業務を検討中の方は、ぜひRyoさんのお話しを参考にされてみてくださいね!
学校の様子はInstagramにも投稿しているので、そちらも是非ご覧下さい。
語学留学を決められたきっかけは何でしたか?
元々留学をしたいというのが大学時代の目標でずっと勉強していました。
大学の協定留学という形で、去年2020年の夏からアメリカの大学に1年間留学する予定でしたが、コロナの影響で中止になってしまい…。 最初は諦めて就活をしていたのですが、留学をしたい気持ちが自分の中に強く残っており再度留学に挑戦することを決意しました。
アメリカの大学に通われる予定だったのですね! 留学を再度決められたのはいつ頃でしたか?
2020年の11月に留学を決めたのですが、 留学に行こう!と決めてからすぐ渡航先としてマルタという国を、 語学学校をシュプラッハカフェに決めて、その2週間後に渡航しました。
最初に決断してから3週間後に渡航と、スピード感をもって行動できたことは良かったと自分で感じています。
実際にマルタに来てみてどうでしたか?
一番感じたのは安全だったこと。
旅行としてヨーロッパには何度か来たことがあったのですが、夜などは注意して行動しなければいけないことが多々ありました。
しかしマルタは夜1人で歩いていても全然問題なかったので、よく夜に1人でジョギングしたり散歩しに行ったりすることができたことが意外でした。
マルタでお気に入りの場所を教えてください!
ゴールデンベイ、ディングリクリフ、コミノ島ですね!
ゴールデンベイは海も白い砂浜もすごくきれいで、たくさんの人で賑わっているビーチで友人と遊ぶのがとても楽しかったです。
ディングリクリフは絶景の夕日スポットで、滞在中友人と4回ほど訪れました。
障害物が何もないので、最高の夕日を楽しみたい方にオススメです!
3つ目のコミノ島は帰国前の最後の思い出つくりとして友人と訪れたのですが、 あまりの美しさに感動してしまいました!
マルタの海はどこもきれいですが、あんなにきれいに澄んだ海は見たことがありません。
留学前にやっておいて良かったこと、やっておけば良かったことがあれば教えてください。
英語の勉強はもちろんやっておいて良かったなと思いましたが、 みんなと話したり授業中に感じたのが、自分自身が日本の文化をあまり詳しく知らなかったことでした。
日本の文化にとても興味をもってくれている外国人がとても多かったのですが、自分がよく分からない分野のことを聞かれると英語の能力で説明できないというよりはそもそも知らないので答えられないことが多かったです。
他の国の人たちを見ると、当然のように自国の文化についてよく知っており説明できている人たちが多かったので、 自分も日本についてもっと幅広く知っておけばよかったと思いました。
Koki : 確かに、私もよく日本の都市ごとの人口や特産物、輸出入品や伝統などを聞かれる機会が多々あるのですが答えられないこともしばしばあります…! 留学前に一度勉強しておくと、海外の生徒さんとの話の輪が広がるきっかけになりそうですね。
シュプラッハカフェを選んで頂いた理由は何でしたか?
様々な語学学校を見比べていた中で価格面であったり、外観の良さ、少人数でクラスが開講されるといった点が魅力的でした。
学校の真ん中にプールがあること、あとはビーチバレーコートや、ビストロ内でビリヤードが出来ることも知っていたので色々なことができていいなぁと。
もう一つは自分の留学の目的として、海外で働くというのはどういうことなのか知ってみたく、インターンをやってみたいという希望がありました。
それをエージェントさんに相談したところ、たくさんの語学学校に問い合わせてくださり、最終的にシュプラッハのレセプションにてインターンができる可能性があると聞きました。
留学期間中にインターン業務も体験できるのであれば自分にとって一番良い選択なのではないかと感じ、最終的にシュプラッハカフェを選びました。
どのような流れでインターン業務に応募されたのですか?
マルタに渡航前からシュプラッハでのインターンを希望していたので、渡航後日本人スタッフの方に相談し、担当者の方との面接の機会を作って頂きました。
たくさんの方にサポートしてもらいつつ、結果として渡航1か月後にレセプションでのインターンに採用して頂きました。
たくさんの幸運が重なったな、と感じています。
常日頃から用意周到に準備されておられたRyoさんだからこそ、チャンスを掴み取れたのでしょうね! 面接の様子はどうでしたか?
業務は英語で行うのでもちろん英語での面接だったのですが、 とてもフランクな感じでやって頂きました。
ちなみにどのようなことを聞かれたのでしょうか?
面接時とても緊張していたのですが、
「いつマルタに来たの~?マルタでの生活はどう?」
と日常会話のように話して頂けたのでリラックスして話すことができました。
その後
「なぜインターンをしてみたいのか?」
といった内容の質問をされたのですが、すぐに答えられるよう準備していたので問題なく進めることができました。
インターン業務はいかがでしたか?
業務内容としては、語学学校の受付として電話やメールの対応を行いました。
あとは基本的にシュプラッハカフェは語学学校と併設して宿泊施設が備わっているので、新入生の方や宿泊予約者のチェックイン・アウトなど、基本的な受付業務全般を担当させて頂きました。
12月の下旬からTraineeとして週2回ほどのシフトで過ごし、2月の上旬くらいから本格的にインターン生として週に4・5回勤務しました。
ホテルでのインターン業務は耳にするのですが、語学学校の受付も 担当されていたとのことで、やや業務も複雑だったのではないでしょうか?
はい、覚えることがたくさんありましたし、もちろん業務の説明を受けるときやPCを使うときも英語だったので慣れるまで苦労しました。
しかし英語を使いながら働くことも、日本以外で働いたことも今まで無かったのでとてもいい経験に繋がったと思います。
一緒に働く方も全員外国人でしたので英語でのコミュニケーションの取り方や、ビジネス英語の使い方もマネージャーの方から丁寧に教えて頂きました。
どのような業務が一番大変でしたか?
日常業務の中では電話対応がとても大変でした。
電話だと音も少し遠いですし、早く話しているように聞こえるんですよね。
何を言っているか分からないことも多かったですし、言われたことに対して英語で即座に対応することが求められるので最初は本当に苦戦しました。
一回だけ、とても早口で話された際に
「もう一度話して下さい」
を繰り返していたら
「もういいや」
って感じで切られてしまった時は本当にショックでした…。
ちょっと落ち込みましたね。
なかったことにしよう、って。笑
それはショックですよね…!電話対応はいつ頃から慣れましたか?
計4か月間ほど勤務させて頂いた中で自然と慣れていき、後半はほぼ問題なくこなせるようになりました。
留学中、一番困難な状況はなんでしたか?
1月に、様々な状況が一度に重なった時ですね。
早朝に日本の大学の授業を受けた後、
午前中はシュプラッハで英語の授業、
午後もインテンシブコースに参加し、
授業後レセプション業務、
一日に全てのスケジュールが詰め込まれた日はとても辛かったです。
また授業が無い日も、日本の大学の試験が迫っていたのでその対策をしたり、インターン業務の一環として生徒さんのアクティビティに参加するという業務もありましたのでこの時期はハードでした。
私もよく覚えています、あの時期はとても大変そうでしたね…! このようなハードな状況の中、授業も欠かすことなくどのように乗り越えられたのですか?
元々体育会系だったので、忙しかったりハードなシチュエーションに慣れていたことも強かったと思います。
また、一生懸命頑張ってやり切った後の達成感や、結果を出せたときの喜びを知っていましたし、
終わってから振り返ってみるとよかったな、と思うことがこれまでの人生でたくさんあったので これをやり切った後は自分にとって得られるものがある
ということをモチベーションに乗り切りました。
あとは結構暇な時間が嫌いなので、暇よりは何かしらやっていたいという性格もあって乗り切れたのかなと思います(笑)
留学中楽しかった出来事を教えてください
2020年の年末、大みそかの日にみんなでVallettaまで行って花火を見に行ったことがとても印象に残っています。
そのあと寝ずにSunriseを見にSliemaまで行ったこともいい思い出です。
あと、友人のお別れパーティーの際に自分たちで料理を作ってビストロに持ち寄り、パーティーしたこともすごく楽しかったです。
ドイツ・スペイン・フランス・イタリア・ブラジル・ポルトガル、それともちろん日本。
このように各国の料理と文化を楽しめるのも留学の醍醐味だと思います。
外国人と食べて飲んで歌って踊ったパーティーも最高の思い出です!
英語を学習中の方、ご留学を検討されている方に一言お願いいたします!
何のために自分が留学しに来るのか自分の中でしっかり把握しておくことが大事かな、と思います。
英語の勉強だけならこの時代日本でもできるので、
お金と時間を掛けて留学に来る意味とは何なのか、 しっかりと言語化できるくらい自分の中で落とし込めていると留学先に来てからの自分の行動もより良いものに変わると思いますし、
明確な目的があれば、渡航先の国や滞在期間、語学学校も決めやすいと思うのでそこを大事にすると、有意義な留学生活を送れるのではないかと思います。
また、英語学習はスキルの伸びが実感しづらいので、目標として英語の試験を受けるのもいいかと思います。
留学後にTOEICで800点を取るとか、IELTSやTOEFLとかで何点以上増やすとか、具体的な目標を立てそのゴールに向かって学習していくとより良いのではないでしょうか。
ご留学の経験をいかし、これから挑戦してみたいことを教えて下さい
今後の予定としては、去年キャンセルになってしまったアメリカの大学留学に再挑戦しようと思っています。
日本に帰った後はそれに向けてさらに勉強していくつもりです。
さらに将来的な話しをすると、世界中で活躍できる人材になりたいと昔から思っておりました。
今回の留学を通して、海外で働くことの楽しさや現地で生活する面白さを改めて実感できたのでこの経験をいかして、将来世界のどこにいても自分の信念を曲げずに輝いていけるような人材になっていきたいなと思います。
いかがでしたか? Ryoさんとは業務は異なりましたが、同じインターン生として私自身も助けていただく機会が多々ありました。 自分に厳しく、人にやさしく、たくさんの海外の生徒さんとも交流のあったRyoさん。 世界のどこの国でも、たくさんのご友人に囲まれ活躍されていくのではないでしょうか。 みなさんもRyoさんのように多国籍な友人とたくさんの文化に触れあいながら英語を学んでみませんか? 美しい地中海に囲まれたマルタ島で、みなさんとお会いできることを楽しみにしております! それでは次回のブログでまたお会い致しましょう!
Written by Koki Hashiyada