「生きている間にたくさんの国を見てみたい」という思いから、大好きだったお仕事を辞めてマルタへ留学。
お仕事を辞めた時とマルタ留学の経験を振返って、「人生最大の挑戦であり、今では人生最高の経験」と答えてくださいました。 そのマルタ留学から3カ月後には、マルタ校のインターン生として再度マルタを訪れたKyokaさん。 彼女の魅力がたくさん詰まったインタビュー、是非、これから何かに挑戦する人全てに届けたい内容です!!!
お名前 | Kyokaさん |
留学先・インターン先 | マルタ共和国 |
受講期間 | 2017年3月から6週間 スタンダードコース |
インターン期間 | 2017年8月から26週間 |
小学校の頃から、なぜか英語や海外にあこがれがありました。私立の中学校を受験する際、カナダへの語学留学がカリキュラムに含まれている学校を見つけ、それが理由で受験校を選びました。
昨年会社を辞めてから、フィリピンに4ヶ月半、そしてマルタに6週間留学しました。 その後、マルタの半年間のインターン生活に至ります。
大学生の就職活動の時に一度TOEICを受けたことがあり、当時は760点でした。 その後会社でも英語を使う機会はありましたが、スピーキングには自信がありませんでした。 今ではスピーキング、リスニング共に上達させることができ、言いたいことを時差なく表現できるようになりました。
フィリピンの留学時は、門限のあるスパルタ校を選んだので朝から夜中2時までひたすら勉強しました。
マルタでも1回目の留学時は、授業後に自習室を利用して復習を繰り返していました。 留学の醍醐味はたくさんの人とコミュニケーションをとれる部分ではありますが、長く滞在していれば英語力が自然にあがるわけではなく、 日本での勉強と同じく単語や文法等もしっかり行うことが英語力を最大限伸ばすことにつながると思っています。
会社を辞めたきっかけが、「生きている間にたくさんの国を見てみたい」という思いでした。 マルタにいる間にヨーロッパ内8カ国に旅行に行くことができ、満足しています。
フィリピンに留学していた際に出会った友人からの話がきっかけです。 その友人がいつかマルタに住みたい、と夢を語ってくれたのでマルタを知るきっかけになりました。
最初のフィリピン留学は、会社を辞めることから始めたので約1年かかりました。
マルタへの留学は、フィリピン留学の直後だったので留学への抵抗はなく、1週間かかりませんでした。
単語だけは出来る限り頭に入れておきたいと思い、日本では常に単語帳を持ち歩いていました。
多国籍の生徒とコミュニケーションをとれることが最大の魅力です。 ヨーロッパ旅行をするにあたって立地がすごくいいので、学校で出会った友人に再会するために マルタから他の国へすぐに旅行に出掛けられるのも、魅力です。
人生最大の挑戦であり、今では人生最高の経験となっています。 昔は日本で会社に所属し、安定した生活を心がけていたので、会社を辞めることも日本を離れることも すべてが挑戦で不安もありました。今はこの経験が自信につながり、どこの国へ行くにも不安はありません。
学校内ではブラジル、ウクライナ、ドイツ、トルコ、コロンビア、イタリア、フランス、スイス、ロシア、ベネズエラ、 スペイン、ペルー、チェコ、韓国の生徒に出会いました。
学校外では、マルタ、アイルランド、ルーマニア、イングランド、中国・・・と様々な国の人達と出会い、 頻繁に連絡をとる友人もたくさんできました。
元々フラットメイトだったコロンビアの生徒とは、最初に私が日本へ帰国する際にお互い泣いてしまいました。
その後私がマルタに戻って再会した際も、嬉しくて泣きました。
英語の勉強、人生、恋愛すべての相談をお互いができる関係であり、彼女の姉妹にも会ったことがあります。
思い出というと、常にパーチャビル(繁華街)で朝までダンスをしているぐらいなのですが・・・ そういった経験も、海外留学ならではの思い出だと思っています。
国 | 地域 | 滞在期間 | 渡航費 | 滞在費(1泊につき) | やったこと |
イタリア | ローマ | 2日 | 30ユーロ(マルタから往復) | 1泊15ユーロ | イタリアの友人に再会。トレビの泉、スペイン広場を訪問。 |
ミラノ | 2日 | 70ユーロ(マルタから往復) | 1泊15ユーロ | 前職がディズニーだったので、ディズニーシーと同じ光景を見に。 | |
ヴェネチア | 1日 | 50ユーロ(ミラノから往復、電車) | 日帰り | ミラノ大聖堂訪問、ショッピング、ジェラートを堪能。 | |
スイス | チューリッヒ | 2日 | 100ユーロ(マルタから往復) | 1泊25ユーロ | ハイジ村を訪問。 |
ベルン | 1日 | 70ユーロ(チューリッヒから往復) | 日帰り | スイス本場のラクレットチーズを堪能。 | |
ドイツ | ニュルンベルク | 3日 | 30ユーロ(マルタから片道) | 1泊15ユーロ | クリスマスマーケット訪問、ソーセージ堪能。 |
ミュンヘン | 3日 | 20ユーロ(ニュルンベルクから片道) | 1泊15ユーロ | ノイシュバンシュタイン城、リンダーホーフ城訪問。 | |
ベルギー | ブリュッセル | 3日 | 25ユーロ(マルタから往復) | 1泊15ユーロ | ワッフル、チョコレートショップの本店を多々訪問。 |
フランダースの犬の大聖堂を訪問。 | |||||
オランダ | アムステルダム | 3日 | 25ユーロ(ドイツから片道) | 1泊12ユーロ | オランダの友人に再会。ハイネケン・エクスペリエンス訪問。 |
オランダのパンケーキを堪能。 | |||||
フランス | パリ | 5日 | 30ユーロ(オランダから片道) | 1泊25ユーロ | 各美術館、ディズニーランドパリ、エッフェル塔、凱旋門訪問。 |
凱旋門前で年越しのカウントダウンイベントに参加。 | |||||
映画アメリのカフェや撮影場所を訪問。 | |||||
スペイン | バルセロナ | 4日 | 30ユーロ(フランスから片道) | 1泊12ユーロ | ボケリア市場、カサ・ミラ、ガウディ・パーク訪問。 |
イングランド | ロンドン | 3日 | 30ユーロ(マルタから往復) | 1泊15ユーロ | マルタ留学の後にロンドンに留学している友人に再会予定。 |
大好きな紅茶の本店でアフタヌーンティー予定。 |
物価が安い、治安がいいということです。
特にパスタやパン、チーズ等、日本でおいしいものを購入しようとすると高いものが安いので、買い物が非常に楽しいです。 治安は思った以上に良く、個人的には日本以上に快適です。
インターンとして学校で勤務しているときに、日本人生徒が抱える悩みや問題を、その場で現地スタッフに通訳することです。
同時通訳のスキルはなかったので私にとっては大きな挑戦でしたが、この機会は滞在中に非常に多く、 現地スタッフも私の英語を理解しようといつも協力してくれたので、乗り越えることができました。
日本食レストランがたくさんあるのですが、お寿司のレベルが高いことです。 マルタは海鮮も有名なので、新鮮な魚をいただくことができます。
ラテン系の生徒は、全員ダンスが非常に上手なことです。 夜は日本人生徒にダンスレッスンをしている光景も良く見かけました。
毎週、帰国する生徒を見送るという経験です。 私も何度も泣き、そして泣く生徒を見てきましたが、泣けるほど深い友情を築けるこの学校の環境に毎回感動しています。
真夏の暑さは、私にとって一番大変でした。夜21時でも25度を超えており、よくその時間から友人と学校内プールに入っていました。 学校内にプールがあることが、本当にありがたかったです。
昼夜の寒暖さが激しいので、常に調節できるような洋服を持参することをおすすめします。
個人的には、想像以上にきれいなアパートだと思いました。
シェアハウスが苦手な方もいると思いますが、授業後も寝るまで皆で食事をしたりお酒を飲んだり、 毎日たくさんの思い出をつくることができ、また英語の勉強にもなるため、ぜひ皆さんにおすすめしたいです。
もちろんルームメイトと少し合わずに悩みを抱える生徒もいますし、できるかぎりスタッフとして調整はしましたが、 文化の違う生徒と暮らすということも興味深い経験のひとつなので、私自身はとても楽しむことができました。
基本的には、朝食から夕食まで自炊しています。
自炊が苦手な方は学校内ビストロで食事をとることができるので問題ありません。
自炊が苦手でも、寮滞在の場合は料理が得意なフラットメイトが食事をふるまってくれたり、 金曜日の夜は皆で夕食パーティーをしたりするので、色々な国の料理を楽しめると思います。
スーパーではパン、チーズ、パスタが非常に安く、クオリティーも最高です。
また街中のレストランもイタリア料理が多い印象です。 中にはマルタ料理専門のレストランがあり、マルタ特有のうさぎ料理をいただくことができます。
夏→海への観光には最高ですが、夜中0時でも20度を超えているので非常に暑いです。
秋→昼は夏同様に日差しが強く、海へ入ることもできます。しかし10月~3月は雨季なので、傘は必要です。
冬→日本ほどは寒くなく、昼は日差しが強いこともあります。夕方までは観光に最適な気温です。夜はコート1枚あれば問題ありません。
春→昼は海へ入ることができ、夜もコートなしで過ごすことができるので観光には最高のシーズンです。
春、夏、秋→日が出ているうちに海への観光、ダイビングをおすすめします。
冬→海以外の観光地へのお出かけをおすすめします。昼であれば日が出ている時も多いので
学校のアクティビティ(バレーボール等)に参加することもできます。
春→室内、室外共に昼は半袖、夜はジャケットが必要です。
夏→室内、室外共に夜中でも非常に暑いので、常に半袖です。
秋→室内、室外共に昼は半袖、夜はジャケットが必要なこともあります。雨季なのでスニーカー等雨に耐えられる靴が必須です。
冬→昼はコートなしで過ごせることもありますが、夜はコートが必須です。室内であればコートを脱いで過ごすことができます。
マルタは日本から遠いので、今までマルタに渡航するチャンスがなかった人(私のように会社を辞めて決意してきた人) も多い印象です。もしくは半年以上休学している大学生も長期滞在しています。
日本人より、明るくてアクティブな生徒がほとんどです。 重複しますが、仲の良いコロンビア人もダンスやパーティーが好きな明るい女の子です。 その他、仲の良いブラジル人たちも常にダンスを好み、毎日一緒にいると楽しませてくれます。
<平日>
8:00 起床、朝食
9:00~12:15 授業
12:15~13:00 昼食
13:00~18:00 観光
18:00~20:00 休憩、夕食
20:00~24:00 自習、寮内で語り合い、飲み会、パーティー
24:00~ 就寝もしくは生徒によってパーチャビル(繁華街)
<週末>
12:00 起床
12:00~14:00 昼食、洗濯、掃除等
14:00~20:00 自習、観光
20:00~24:00 寮内で語り合い、飲み会、パーティー
24:00~ 就寝もしくは生徒によってパーチャビル(繁華街)パーチャビル(繁華街)
月曜日に開催されるウェルカムパーティーにはぜひ参加してください。 新入生は特に、一気にたくさんの生徒やスタッフと仲良くなることができます。
もちろんです。
パーティーが好きでない方にも、おすすめのスポットや観光地がたくさんあります。
歴史的建築物や街がたくさんあり、静かで落ち着いた場所があるのもマルタ島の魅力です。
教科書のトピックは、文法、単語、リスニング、リーディング、スピーキング、リスニングに分かれているので まんべんなく学ぶことができます。
グループ授業なのでコミュニケーション能力や発言力をつけることができ、 特に日本人生徒にとっては刺激的な授業になると思います。
最初は発言することができないことも多いと思いますが、ぜひ勇気を出してできるだけ発言してほしいです。
外国人は失敗を恐れず、むしろ失敗や間違いをしないと学べないというスタンスなので 英語力がない外国人であっても、たくさん発言して授業に参加する姿勢があります。
もちろんです。
全員が英語を学びに来ているので、英語初心者の方にこそぜひ来てほしいです。 そのために今は日本人サポーターもいるので、何か困った時はいつでも頼って欲しいです。
スピノーラ湾です。
学校から徒歩20分の海沿いの街で、景色がきれいなカフェテリアやレストランが多く、 授業後にリラックスしながら自習する場所としても最適だと思います。
夏であれば、一番透明度の高い海のコミノ島を訪れて欲しいです。 冬であれば、街がきれいなエムディーナがおすすめです。
Avenueです。
マルタ料理ではないのですが、ピザやパスタ、その他前菜等も非常においしく価格もリーズナブルです。 学校からは徒歩15分程度です。
New york Bestというハンバーガーレストランです。
マルタに住んでいる人達の中では有名で、マクドナルドのようなチェーン店よりも格段においしく、 注文後に焼き上げるジューシーなお肉が非常に人気です。
買うべきものとしては、マルタ島だけのものではないのですがヨーロッパのチョコレートで 日本ではあまり売っていないものもあるので、ぜひ色々試して欲しいです。 Milkaと呼ばれるドイツのチョコレートは私のお気に入りで、常に部屋にストックしています。
出汁粉です。
和食、特に煮物を作る際に出汁があったほうがよりコクが出るので、非常に重宝しました。
また、マルタでは片栗粉を見つけることができず、元々滞在している日本人生徒に持ってくるよう頼まれました。 日本と同じように鶏のから揚げができ、とても便利でした。
私にとって最高の学校です。
学校内のプール、プールサイドは毎日リゾート感を味わうことができます。
さらに、学生寮が併設していることが何よりも大事なポイントだと思っています。
シュプラッハカフェの生徒同士が、他の学校よりも絶対に仲が良い自信があります!
夏の繁忙期は、マルタや学校に馴染めない中学生、高校生が想像以上にたくさんいたので、 私自身もどうしたら彼らが楽しかったと言って帰ってもらえるか非常に悩みました。
私も最初の短期留学で中学生にカナダに行ったときは、楽しいよりも不安ばかりで終わってしまったので、 その経験を話し、同じ思いをしてほしくないと熱心に伝えることで、理解してくれた生徒もいました。
シュプラッハカフェの同僚は、全員本当にいい人ばかりです。
また皆さんプロフェッショナルなので、日本人生徒の控えめな性格も理解しており、 日本人生徒が抱えるたくさんの問題にいつも真剣に向き合ってくれました。
働くうえで、自分が何を一番大事にしたいかを考えるきっかけになりました。 日本人は特に長時間働く傾向にあり、私も前職が大好きだったので生活には満足していましたが、 何のために働き、生き、人生をどう楽しむかを改めて考えることで、今後の人生の目的を 明確にすることができていると思います。
私は元々人見知りが激しいのですが、今は誰もそれを信じてくれないので おそらく人見知りは克服しつつあるのだと思います。
良かったことしかありません。
日本で会社を辞めなければ、出会えない友人、見たこともない景色ばかりです。
私は大学時代に留学したことはありませんが、マルタで留学している大学生にもたくさん出会い、 勇気を出して長期留学することも本当にいい経験なのだろうと思うので 今の大学生にもぜひおすすめしたいです。
ホテル内レストランでウェイター、ソムリエを6年、その後社内の異動でホテル営業を2年していました。
会社を辞めることは以前には考えたことがなかったうえ、自分の仕事が大好きだったので 上司とも何度も話し合い、最終的に決断するまで1年ほどかかりました。
私の人生を一緒に悩んでくれた会社の同僚、上司にも非常に感謝しています。
マルタのホテルで、ソムリエとスーパーバイザーとしての内定をいただくことができました。
しかし、マルタ以外の国にも非常に興味があり、マルタの会社も私の決断を待ってくれているので 自分自身と向き合い、今後の人生を考えたいと思います。
明確な目的だと思います。
休学する大学生は、その後の就職活動で留学した理由も聞かれますし、それなりの結果も必要です。
会社を辞めてきた人も、転職活動の際に同じ悩みを抱えると思います。
留学から帰国した後に胸を張って自分の経験を話せるよう、明確な目標を持ち、達成することが 最も大事だと思います。
語学留学には、年齢は関係ありません。
英語には、ほぼ「敬語」という概念もありません。
だからこそ、何歳であっても、留学したいと思ったらぜひ行動して欲しいです。
日本から16時間以上のフライトのその先に、夢のような世界が待っています!
Interviewed by Madoka Matsuzawa