インタビュー◇ドイツワーキングホリデー・現地インターン経験者、Marinaさん
大学在学中にドイツのワーキングホリデーに挑戦したMarinaさん。
日本での就職活動開始に合わせて帰国ができるよう、時期を定めてワーホリを開始されました。
ドイツ現地企業である当校のオンラインマーケティング部門でインターンを経験後、この度、内定先が決まりました!とご報告を頂きました。
インターンを始められるとき、全く違う街にご滞在されていたにも関わらず「インターンをさせてください!」とご連絡頂いた、その熱意と行動力は、留学生・ワーホリ生の鏡です。 貴重な時間を使っての留学・ワーホリ。自分の心に従って行動力を発揮したMarinaさんだからこそ、世界有数の有名企業での内定を得られたのでしょう。 大学生で留学・ワーホリに迷っている方、これから留学・ワーホリに行かれる方、そして転職を考えている方や社会人留学・ワーホリをされる方、是非参考にされてください!
お名前 Marinaさん
留学先・インターン先留学先:ドイツ・ミュンヘン インターン先:ドイツフランクフルト
ドイツ滞在期間2018年2月から2019年1月まで
インターン期間2018年11月から3カ月間
海外に興味を持ったのはいつでしょうか。何かきっかけはありますか


小学校4年生の時です。
実は小学校1年生の時から地元の小さな英会話塾に通っていたのですが、物事を理解するには少々難しかった為、当時は英語に関心を抱いておりませんでした。
しかし小学校4年生の時から、両親が聴いていた地元の国際放送を通して、英語ニュースやかっこいい洋楽に触れるようになりました。
そのような体験から、英語を使うことで、国籍を問わず情報を共有することができたり、音楽を享受することができたりするという魅力に気がついたことが海外へ目を向けたきっかけです。

今までの留学経験(留学先・留学期間・主な目的(語学留学・ワーホリなど))を教えてください。


私が今まで1ヶ月以上海外に滞在をした回数は3回です。

1回目は2012年8月に1ヶ月間フィリピンのセブ島で英語留学を経験しました。

2回目は、2016年8月・9月の2ヶ月間アメリカ・モンタナ州の国立公園でホスピタリティ業務のインターンシップに参加しました。

そして3回目の海外経験として、2018年2月末から11ヶ月間ドイツでワーキングホリデービザを利用して滞在しました。

ドイツ滞在最初の8ヶ月間はミュンヘンでドイツ語を学んだり、自らイベントを企画・実行したりする中で自由に活動していました。そして3ヶ月間シュプラッハカフェ・フランクフルト校でオンライン・マーケティング業務のインターンシップに参加させて頂きました。

大学生時代はどんな活動などをやっていましたか


自分が心からやってみたいと思った事は全てやる
という事をモットーに過ごしていました。

そして、大学中に実現したいことリストを作り、主に

水泳部活動で全国に行く
長期で海外経験をする
マーケティング等の知識を通してアクションを起こす

という3つの大きな目標に沿って行動していました。

これらの目標は「自分のしたい事」だけにフォーカスを当てたものだけのようにも思いますが、実際に実現させていく中で、沢山の人々の力を頂いたり、協力したりする中で様々な視野を広げることができました。その為、大学生活では心からやってみたいと思う様々な活動を「がむしゃら」に取り組んでいたなと思います。

地域・社会科学系統の学部に入学しようと思ったきっかけ


大学に入学する前は漠然と「日本の農村地域の温かさ・美しさに触れてみたい」と思っていました。

もちろん、国際関連に関する学問にも興味はありましたが、同じくらい日本の社会や文化にも興味がありました。
そして実際に地域課題と向き合い、国内外での事例を学んだり、解決策を考える中で、

地域資源が持つ独自性と未だに発掘されていない魅力が沢山地球上には眠っている

ことに改めて気がつきました。
今思えばそれが、大学入学前に漠然と農村地域に関する学習に魅力や興味を感じたきっかけの「本質」だったのかもしれないなと感じます。

国内・海外問わず、インターンをするにあたって、大切なことは何だと思いますか。


これはインターンシップだけに言えることではないのかもしれませんが、

学ぶ姿勢を持って物事に取り組むこと

であると思います。

この視点は、今回のシュプラッハ・カフェでのインターンシップを通して学ぶ事ができた点です。

私にとっての「学ぶ姿勢」とは、自分自身と向き合う事や会社や会社を取り囲む環境を積極的に学んでいく事を指します。(もちろん、その中に業務などの実務的な内容を学ぶという事も含まれます。)

インターンシップは3ヶ月などの短期で行われますが、短期間の中で企業という枠組みの中で自分自身や企業・社会環境を見つめる時間を与えていただける素晴らしい機会です。
短期間の中で、社会全体や企業のことを全て知ることはできなくても、顧客の方々の気持ちを考える事や働くことを身を以て体験する事ができます。
これらの体験は、今後に繋がる大きな財産になっていく考えます。
その為、学生だからこそ社会の方々が提供してくださった機会を大いに活用して、自分の視点を養う時間を作る事はとても大切であると実感しました。

ワーホリ・インターンの前と後で自分自身変わったと思う点、成長したと思う点はありますか


ドイツワーキングホリデー・インターン滞在を通して変わった点は沢山あると思うので全てを紹介する事はとても難しいです…。笑 
しかし、とても漠然とした表現をすると

渡航前と違い、世界と日本の距離がそこまで遠いもののように思えなくなった

という事です。

例えば、渡航前は
「日本からヨーロッパまで10時間以上ある・・・。」
「ヨーロピアンの性格は〜」
などと考える時が多々ありました。

しかし、ヨーロッパ中に友達ができ、様々な価値に触れ、様々な土地を旅して回っていた経験があるので、今では世界の国々がとても身近になったような気持ちがします。
その為、より広い世界を知りたいという好奇心が生まれ、さらにポジティブな気持ちを持つ事ができるようになりました。その為、実際に今はドイツ語・英語も勉強しながら、スペイン語を勉強中です。

内定先のお仕事はどのようなものですか


ドイツ外資系企業でのお仕事である為、ドイツで生産された商品の国内市場展開を考える事などが中心です。

ドイツワーキングホリデー開始から就職内定までのタイムスケジュールを教えてください


現在の就職活動は、どのような業界に行きたいのかという事や個人的な事情・都合によってスケジュール等は左右されるかとは思いますが…
私個人のタイムスケジュールは2018年2月のドイツ滞在帰国後からエントリー・説明会参加等を通して本格的に就職活動を始めました。
しかし、大学1年生の時からアルバイト・インターンシップ経験や学問を学んだり、様々な業種・フリーランサー・大学院生の方々からお話を聞いたりする中で、「どのような人生を送りたいのか」「どのような職業に就きたいのか」などと超漠然に思い描くようにはしていました。
特に、ワーキングホリデー滞在での11カ月間は、時間をかけて自分と向き合う事ができたと思います。
そのような意味でも「就職活動(自分を模索する活動)」は始まっていたのかなと思います。
また、じっくりと自分を見つめて挑んだ就職活動であったので、今は内定先でしっかりと活躍したいという強いでいっぱいです。

就職活動の中で、インターンをした経験が活かせたと思いますか。


はい!!心からそう感じます。  
理由は沢山ありますが大きく2点挙げられます。

まず1点目は、少しでも自分が社会に出た際のイメージを膨らませる事ができたからです。
もちろん、社会人として働く中では困難や緊張下でのパフォーマンス等が求められる時もあるので、短期間のインターンシップで経験できる事柄には限界があります。
しかし実際の社会人の様に企業で働く事で、憧れとする上司の方々に出会う事ができたり、実務を経験したりする事ができました。その為、実際にインターンシップした際の経験が、今後の仕事選び等の参考になりました。

そして2点目は、海外での実務経験は少しでも自信につながるという事です。
国内インターンシップも良い点は沢山挙げられますが、英語・ドイツ語等が飛び交う環境下での作業を行う事や実際に生活をするという意味においても、自分の自信に繋がる瞬間は沢山ありました。その為、就職活動中も自信を持って過ごす事ができたようにも感じます。

大学在学中にワーホリに行くことをお勧めしますか?その理由は?


心からオススメします!!!!

様々な意見はあるかと思いますが、大学生活は短大も含め基本的には2年〜4年しかありません。(大学・学部にもよる)
そして自分がどのように生きていきたいのかという選択を一旦最終学年で求められます。
しかし、約20年ほどしか生きていない中でそのような選択をする事は誰にとっても困難な事であると思います。
その為、自信を持って今後の生き方を考える時間を作る為にも「大学在学中のワーキングホリデー滞在」はオススメです。

海外の同世代の人々はどのような生活をしているのかという事や、海外インターン・アルバイトを通してキャリアを見つめる事、知らない景色・社会などを知る事ができる濃厚な1年間になると思うからです。ワーキングホリデー滞在中の様々な体験はかけがえのない思い出にもなり、今後の自信にも繋がるのではないでしょうか。

ワーホリ・長期留学において、大切なことは何だと思いますか


自分の好奇心を大切に、とにかく挑戦する事!!!
ですかね笑
シンプルな言葉のようにも思えますが、実際にワーホリ中はこれをモットーに生活していました笑

これからワーホリに行かれる方にアドバイスはありますか


渡航前は不安になる瞬間もあるかもしれません。しかしそれは、新しい事を始めたり、挑戦したりする前だからこそ感じる大切な感情でもあると思います。
むしろその感情も受けとめて、自分が滞在中にしてみたい事を思い描いてみると楽しい気持ちでいっぱいになるかもしれませんね!:)

実際に渡航をした後には、シュプラッハカフェの先生や友達を含め、沢山の人々がサポートしてくれます。また、知らない世界を沢山の人々とシュプラッハカフェで学んだ言語を使い、共有する事でさらなる楽しさを感じる瞬間が増えると思います。

人生で一度しか経験できないワーキングホリデー滞在。自分にしかできない「かけがえのない海外滞在」にしてきてください!!応援しております!

個人的にシュトットガルトは一番好きな町でした。
ドイツ語完璧だったら住みたかったです笑
3ヶ月間のフランクフルト滞在。
とても刺激的で魅力に溢れた町でした。
おもちゃのような町。ここはどこでしょうか。
オーストリアのグラーツです!
私は東欧の旅が大好きでした。
ここはザクレブです。また東欧の旅に行きたいです。

Interviewed by Eri Konishi


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Marinaさん
2018年2月から2019年1月まで、ドイツ(ミュンヘン・フランクフルト)にワーキングホリデーで滞在していたMarinaさん。2018年11月から3カ月間、当校のオンラインマーケティング部門でインターンを経験。
【MARINAさんに質問!!】
  • なぜインターンをしようと決意したのか。
    コンテンツマーケティングに興味があり、オンライン・マーケティングの領域でドイツにてインターンシップを経験してみたいと思った為。
  • なぜインターン先としてフランクフルトを選んだのか。
    フランクフルトはドイツの中でもビジネスマンが集まる地域と言われ、様々な人との交流を通して、ドイツでしかできない事を経験してみたかった為。
  • 今後の目標、達成したいこと。
    ドイツ語と英語の学習をこのまま続けること。日本へ帰国をし、就職をした際にさらなるスキルアップを目指す。