インタビュー:休暇旅行中に語学学習
今回インタビューをさせていただいたのは、旅行が大好き!という和田亜希子さん。今回和田さんは23日間キューバへ休暇旅行に行かれて、その旅行期間中に語学学校に通い、スペイン語を勉強されました。和田さんのキューバ旅行に関するサイト「キューバ旅行情報館」は、これからキューバへの旅行をご検討中の方に是非見ていただきたい内容となっています。
Q. 今回の休暇ではどちらにいかれましたか?
亜希子さん:キューバ(ハバナ・トリニダーなど6都市)
Q. なぜ今回、キューバに旅行に行こうと決めましたか?
亜希子さん:ずっと前からキューバには興味がありましたが、「結構遠くて時間もお金もかかる」「一緒に行ってくれる人見つからない」 「スペイン語圏でちょっと不安」ということで二の足踏んでいました。 昨年末から、アメリカとの国交正常化交渉が始まり、旅行者に人気の今のキューバのレトロ感がなくなるのでは!?という報道がTVなどでも流れ、「今がラス トチャンスになるかも」と旅行を決心しました。
Q. 今回の旅行の際、フライト、宿泊先、観光ツアーなど、どこかエージェントを利用されましたか?
亜希子さん:旅行中に3回、日帰りバスツアーに参加するためキューバ国内の旅行会社を使いました。あとは個人手配です。
Q. 旅行中に語学学校にも通われましたが、なぜ学校に通おうと思いましたか?
亜希子さん:23日間の旅行期間中、2週間をシュプラッハカフェ・ハバナ校で過ごしました。 言葉が片言でもできれば、旅行は「観光」だけでなく「地元の人との交流」も加わって何倍も楽しくなると思います。また短期ならともかく、1週間以上の旅行 で毎日どっぷり観光してしまうと体力がもちません。半日を学校でレッスン、残り半日をハバナ市内&郊外の観光にあてるというのは、自分にとってちょうどよ かったです。相乗りタクシーの乗り方から住所表記のことまで学校の先生に質問しまくったおかげで旅行に必要な知識もたくさんつきました。
Q. 今回の休暇旅行+語学学習を経験され、何か得たもの、ご自身の中での変化などありましたか。
亜希子さん:今までも語学学習はしていたのですが、今回は初めて「旅行でちょっと使える程度のスペイン語を学ぼう」というとても軽い モチベーションで学校に通いました。入門クラスで2週間。その程度の短期の学習でも、結構会話が成立するのだな!という驚きと発見がありました。「伝われ ばOK」ということで、複雑な動詞活用なども基本無視して、会話の中で使うことの多い単語や言い回しの習得に注力したのですが、そんな学習方法は結構楽し かったです。海外旅行をしていると「片言だけ何カ国語も話せる」人に会うことありますが、ちょっと目指したくなりました。
Q. 今回の旅行中に一番思い出に残る出来事は何でしたか。
亜希子さん:シュプラッハカフェ・ハバナ校で同じクラスだったドイツ人男性がいました。日本企業にお勤めだったこともあり、私にも何 かと気を使ってくれていた親切な方です。その後は仲間と自転車でツーリングをするといって授業最終日に握手して別れたのですが、なんと島の最東端の小さな 町のバーで再会してしまいました。嬉しすぎて涙がでそうになりました。
Q. 今回の経験を通じて、これから海外へ休暇旅行をしようとしている方などに対してアドバイスはありますか。
亜希子さん:短期でも現地で語学学校に通うと、旅行の楽しさはぐっと変わると思います。 勉強と考えると身構えてしまいがちですが、旅行中の体験型プログラムだと考えるともっと気楽に参加できるかもしれません。 私は40代ですが、同じクラスの生徒の半分は40代以上、しかもほぼ全員が「旅行&バカンス中」の人達でした(リゾート地キューバだったこともありますが)。