どの英語検定を受けるべき?TOEICやTOEFL、IELTSなど、英語検定を比較解説!
重要: 海外の大学に留学したい、海外で働きたいという方は、事前にどの英語のテストが必要なのかを確認しておきましょう。ほとんどの大学/企業は、どの英語の証明書が必要・受け入れているかについての情報を提供しています。まず、各試験のの概要についてご紹介します。
IELTSとは?
IELTSはInternational English Language Testing Systemの略で、イギリス英語をベースにした英語検定です。
年間300万人が受験しているIELTSテストは、世界で最も有名な英語の語学テストの一つです。 筆記試験に加えて、試験官との15分間の口頭試問でコミュニケーション能力の検定もあり、リスニング力、筆記力、文章理解力の試験もあり、英語の総合スキルが問われます。
原則として試験後13日後に検査結果が届きます。結果は2年間有効です。 日本で受講可能なIELTSのテストは、IELTSアカデミック、IELTSジェネラルトレーニング、IELTS英国移住ビザ用、そしてIELTS Life Skillsの4種類から選ぶことができます。
料金についてはこちらでご確認ください。 IELTSの世界的認知度:IELTSの結果は、世界140カ国以上の10,000以上の組織で認められています。
年間300万人が受験しているIELTSテストは、世界で最も有名な英語の語学テストの一つです。 筆記試験に加えて、試験官との15分間の口頭試問でコミュニケーション能力の検定もあり、リスニング力、筆記力、文章理解力の試験もあり、英語の総合スキルが問われます。
原則として試験後13日後に検査結果が届きます。結果は2年間有効です。 日本で受講可能なIELTSのテストは、IELTSアカデミック、IELTSジェネラルトレーニング、IELTS英国移住ビザ用、そしてIELTS Life Skillsの4種類から選ぶことができます。
- IELTSアカデミック
英語圏の大学への進学、もしくは就職をされたい方向けのテストです。 - IELTSジェネラルトレーニング
英語圏の国で働く、仕事の研修をする、移住する方向けのテストです。 - IELTS英国移住ビザ
イギリスへの移住を志願される方向けのテストです。 - IELTS Life Skills
一般的な英語能力をヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)レベルで証明するテストです。
料金についてはこちらでご確認ください。 IELTSの世界的認知度:IELTSの結果は、世界140カ国以上の10,000以上の組織で認められています。
TOEFLとは?
TOEFLはTest of English as a Foreign Languageの略で、アメリカ英語をベースにした英語検定試験です。このテストは、英語圏、特にアメリカの多くの大学で入学要件として認められているため、アメリカの大学入学を目指す学生は必須の試験となります。 テストは読解・リスニング・スピーキング・ライティングのスキルを、選択問題、筆記、そして口語試験にてテストされます。オンラインでの結果はテスト8日後、そして郵送での結果の取得はテスト実施から11日以内に郵送されます。 パソコンを利用したTOEFLテスト(iBT)とペーパーテスト形式のTOEFLテスト(PBT)の2種類があり、近年ではパソコンを使ったオンラインでのテストが多くなってきています。 本試験は現在、以下のように分かれています。
読解、リスニング、スピーキング、筆記表現 TOEFL iBTの最高得点は120点です。点数は、9~29点=レベルA1、30~42点=レベルA2、43~71点=レベルB1、72~94点=レベルB2、95~120点=レベルC1に対応しています。TOEFLのスコアがどのレベルなのか、どのIELTSのスコアに値するのかを知りたい方はこちらでご確認ください。 スコア:最高得点は120点、大学によって必要な点数は異なりますが、平均して80点から110点の間が必要スコアとなります。まずはご自身の大学・就職先の条件をご確認ください。 受験料:テストは235ドル。 世界での認知度:130カ国以上の10,000の大学、その他の機関がTOEFLの結果を受け入れています。こちらで受け入れ大学・機関の情報をかくにんすることができます。
読解、リスニング、スピーキング、筆記表現 TOEFL iBTの最高得点は120点です。点数は、9~29点=レベルA1、30~42点=レベルA2、43~71点=レベルB1、72~94点=レベルB2、95~120点=レベルC1に対応しています。TOEFLのスコアがどのレベルなのか、どのIELTSのスコアに値するのかを知りたい方はこちらでご確認ください。 スコア:最高得点は120点、大学によって必要な点数は異なりますが、平均して80点から110点の間が必要スコアとなります。まずはご自身の大学・就職先の条件をご確認ください。 受験料:テストは235ドル。 世界での認知度:130カ国以上の10,000の大学、その他の機関がTOEFLの結果を受け入れています。こちらで受け入れ大学・機関の情報をかくにんすることができます。
TOEICとは?
TOEIC(Test of English for International Communication)は、TOEFLテストの兄弟のように扱われていて、TOEICがビジネス英語の語学レベルを評価するのに対し、TOEFLはよりアカデミックな分野を対象としています。 日本では就職活動を有効に進めるためにこのTOEICのスコアを取得して履歴書に書かれる方が多く、日本企業側でもTOEICのスコアを要件として提示しているところもあります。 しかしこのTOEIC、海外ではほとんど知られておらず、海外での就職活動の際にはあまり効果はないと思っていた方が良いです。といいますのも、TOEICにはリスニングと筆記のみ、スピーキングのテストがなく、多くの日本人にありがちな「文法や語彙力はあるが、コミュニケーション力が低い」部分が、海外では通用しないからです。 TOEICテストは2時間の試験で、就職活動を始める人に適した内容で、選択式の問題が約200問出題されます。
ケンブリッジ英語検定とは?
(デジタルテストを受験した場合、ペーパーテストよりも早く結果が出ます。)
CAE証明書
FCEの証明書
まとめ
IELTS
運営国 | イギリス |
試験時間 | 約2時間45分 |
試験の種類 | ペーパーテスト(手書き式テスト) |
読解テスト | 40、60分 |
リスニングテスト | 40問、30分 |
ライティングテスト | 150字と250字の小論文2本、60分 |
スピーキングテスト | 試験官との個人面談、10分~15分 |
スコア制度 | 0(初心者)から9(上級者) |
証明書の有効期限 | 2年間有効 |
TOEFL
運営国 | アメリカ |
試験時間 | 約4時間 |
試験の種類 | 試験会場でのパソコンテスト |
読解テスト | 3~5つの文章で12~14問、60分 |
リスニングテスト | 4~6つのスピーチに4-6問、2~3つの対話に5問、60~90分 |
ライティングテスト | 小論文2本、50分 |
スピーキングテスト | パソコンを使用。デジタル音声で問いかけられる6つの質問、20分 |
スコア制度 | 最高得点120点 |
証明書の有効期限 | 2年間有効 |
CAE証明書
運営国 | イギリス |
試験時間 | 約4時間 |
試験の種類 | ペーパーテストもしくはパソコンでの試験 |
読解テスト | 90分 |
リスニングテスト | 約40分 |
ライティングテスト | 90分 |
スピーキングテスト | 15分(2-3名の他の受験者と同時に) |
スコア制度 | 80点から230点 |
証明書の有効期限 | 生涯有効 |
FCE証明書
運営国 | イギリス |
試験時間 | 約3時間45分 |
試験の種類 | ペーパーテストもしくはパソコンでの試験 |
読解テスト | 75分 |
リスニングテスト | 約40分 |
ライティングテスト | 80分 |
スピーキングテスト | 14分(2名の他の受験者と同時に) |
スコア制度 | 80点から230点 |
証明書の有効期限 | 生涯有効 |
下記リンク先でも各試験の情報と、対策対策コースの受講可能な校舎、オンラインレッスンなどのご案内をご覧頂くことができます。