スペインのワーキングホリデー、充実させるための必要情報まとめ
ついにスペインと日本のワーキングホリデー協定が結ばれ、スペインへのワーキングホリデー(以下ワーホリ)が可能となりました。
今回はこれからスペインへのワーホリを考えている方、そして既にスペイン現地にいる方にも役立つ、スペインのワーホリ必要情報をまとめました!
今回はこれからスペインへのワーホリを考えている方、そして既にスペイン現地にいる方にも役立つ、スペインのワーホリ必要情報をまとめました!
スペインワーキングホリデーと長期留学の違いとは?!
また「ワーキングホリデー」についてまだ知識が浅い方も、是非この違いについてご理解頂き、どのビザがご自身の目標達成にはベストなものであるが、参考にされてください。 ワーホリ、長期留学、いずれにしてもスペインでの長期滞在を考えている方はビザを習得する必要があります。また、ビザによって申請方法・条件も滞在中にできること・できないことも変わってきます。 まずはワーホリビザと学生ビザの早見表を御覧ください。
スペインワーキングホリデービザ
✔年齢制限:
あり 。参加可能は18歳から30歳まで
✔滞在可能期間:
最大1年間の滞在。 滞在後は一度日本に帰国をしなければならない。
✔ビザ申請
生涯で一回のみ申請可能 現地での更新はできない。
✔ビザで何をする事ができるのか
仕事・インターン・ボランティアができる
スペイン学生ビザ
✔年齢制限:
なし
✔滞在可能期間:
語学学校・学校に滞在する期間可能。 (3年間以上合法的に学生としてスペインに滞在した場合、雇用主が見つかったら滞在延長可能)
✔ビザ申請
何度でも申請可能 (短期学生ビザは現地での滞在延長手続きはできない。)
✔ビザで何をする事ができるのか
・語学学習:週15時間以上のスペイン語コースを受ける事が条件。 ・アルバイト:週20時間まで可能。
✔その他
2種類のビザがある。
短期学生ビザ:3か月以上6か月未満の滞在
長期学生ビザ:6か月以上の滞在 (3ヶ月未満の滞在は学生ビザが不要)
短期学生ビザ:3か月以上6か月未満の滞在
長期学生ビザ:6か月以上の滞在 (3ヶ月未満の滞在は学生ビザが不要)
ワーキングホリデービザ特徴
スペインワーキングホリデービザでは語学学校に通いながら、アルバイトをする事が法的に認められています。また、滞在中に趣味の長期旅行に出かけることができたり、スポーツや芸術分野を学びに行く時間も確保することができます。そして、アルバイトをする時間も確保する事ができるので、職場を見つけることができたら語学留学よりも少ない資金で一年間滞在することがスペインのワーキングホリデービザでは可能です。
しかし、年により多少の変動はありますが、スペインは失業率が比較的高い水準を保つ国でもあります。仕事で使うことができる程度の語学力や専門的な知識があれば、仕事を手にすることはできるかもしれませんが、生活費を補う為に、職に就くことは難しいということも現状です。そのため、長期の滞在を望む方は日本で滞在期間中の資金をある程度貯める事も視野に入れておいた方がいいかもしれません。
スペインワーキングホリデービザを一言でいうと!
スペイン学生ビザ特徴
語学学習を目的とし3ヶ月未満の滞在を考えている場合は学生ビザは不要となっています。 しかし、3ヶ月以上語学学校に通い、学生としてスペインに長期滞在をしたいと考えている方は学生ビザの取得が必要となります。 また、スペイン学生ビザには2種類のビザがあります。(2018年11月現在)
・短期学生ビザ(学生として3ヶ月以上6ヶ月未満の滞在が可能)
→現地での滞在更新は不可能である。
・長期学生ビザ(学生として6ヶ月以上の滞在が可能)
→現地での滞在更新は可能である。
これらのビザは定められた時間内でのアルバイト等は認められていますが、雇用主が毎月社会保険を被雇用者に対して払わなければならないという点や労働許可証を発行するために資金が必要であるという点から、学生が資金を貯める為に働く事は容易ではないということが現状です。また、語学学校にて受講するべき学習時間等も定められているため、スペインで学生として異文化交流を楽しみながら語学習得等を目標に集中して学習に打ち込む事にピッタリのビザであると言えます。
スペイン学生ビザを一言でいうと!
スペインのワーホリビザ 概要
在日スペイン大使館が公開している申請条件情報をこちらに載せます。
- 日本国籍保持者(かつ日本在住者)
- 対象年齢:ワーキングホリデー申請時の年齢が18歳以上30歳以下
- 有効な旅券を保持 ・被扶養者を同伴しないこと。
- 帰国のための航空券、もしくはそれに該当する十分な資金を所持すること。
- 残高証明:1597.53€に相当する金額所持の証明。(スペイン到着3カ月間に生計を維持するための資金。月毎最低532.51€×3カ月)
- 以前にワーキング・ホリデー査証の発給を当該締約国政府から受けていないこと。
- 健康であることが医療診断書により確認されること。
- 犯罪経歴を有しないことを申告すること。
- 滞在終了時に受入国スペインを出国し、かつ、滞在する間に在留資格を変更しないこと。
- 申請者は、以上のすべてのことを証明する書類等を有する他、領事部担当者より支給される申告書に記入し、署名することとする。
ワーホリビザ申請必要書類
こちらにはスペイン大使館が公開している、スペインワーホリ申請に必要な書類と条件をまとめました。こちらか詳細の資料をダウンロードできます。
(参照:スペイン大使館HP)
(参照:スペイン大使館HP)
必要書類・条件 | |
査証申請書 | 書類のダウンロードはこちらから。 |
本人出頭(2回) | 申請者本人が必ず大使館へ申請に行き、ビザを受領する。 |
写真 | カラー写真1枚。(4.5×3.5) |
パスポートとコピー | スペイン入国日より1年以上有効のパスポートと個人データと写真のあるページのコピー1部。 |
住民票 | 発行から90日以内のもの。 |
予約済みの航空券 | 往復の航空券の予約証明、もしくは片道(往路)のみも可であるが残高証明書の残金を増やす必要あり。 |
残高証明書もしくは通帳コピー | 最低でも最初の3カ月分の1597.53€相当額以上のスペインでの滞在能力を証するものとして、残高証明書か通帳コピーが必要。 |
健康診断書 | 指定のひな形に基づいて医師・病院側が記入。発行日より一カ月以内のもの。ひな形のダウンロードはこちらから。 |
NIE申請用書類 | ワーホリ申請と同時に申請が必須となるNIE(外国人登録番号)の申請書。申請用紙のダウンロードはこちらから。 |
NIE申請費 | 1.155円 |
宣誓書 | ワーホリビザ申請に伴う宣誓書。用紙のダウンロードはこちらから。 |
返信用封筒 | 提携サイズ。宛先、郵便番号、宛名を記入、82円切手を貼ったもの。 |
スペインワーホリの魅力
ワーホリビザについてご理解頂いたところで、続いて、「それじゃあスペインのワーホリの魅力って、何?!」と思われる方もいらっしゃるかと思います。
ワーホリはスペインだけでなく全世界の協定を結んだ国で行えるものですが、スペインのワーホリの魅力についてまとめましたので、他の国のワーホリと迷っている方は是非参考にされてください。
- 陽気でポジティブな人が多い
- 天候が良い
- 都市ごとに異なる魅力
- 観光スポットの多さ
- 人口の多いスペイン語話者
マラガ基本情報
ヨーロッパ屈指のリゾート地、スペイン南部に位置するマラガは、ピカソの生誕地としても有名です。1年のうち300日以上が晴天だというこのアンダルシア特有の素晴らしい気候に恵まれたマラガの人々はとても陽気で明るく、オープンな人々がたくさんいます。もちろんリゾート地というだけあり、ショッピングモールなどの施設も充実。海の近くにはオープンテラスのカフェやレストランがあり、冬でも風が心地よいマルタの気候を楽しみながら滞在を楽しめます。マラガ近郊には美しい小さな街が点在するため、週末に日帰りで様々な街を訪れるのもマラガ滞在時の楽しみ方です。
【マラガの主要観光スポット】
マラガ大聖堂 マラガ・ピカソ美術館 ヒブラルファロ城 アルカサバ マラゲータ闘牛場 など‥
【シュプラッハカフェマラガ校】
シュプラッハカフェのマラガ校は街の中心地まで約2km、学校の目の前のバス停からバスを使えってすぐ行くことができる、アンダルシアの雰囲気が溢れる閑静な住宅街の中にあり、勉強に集中できる環境となっています。さらに海外からたっだ100m。そしてビーチには学校所有のバー"La Tortuga"があり、学校の友達、地元の人々との交流の場としてたくさんの生徒さんにご利用いただいています。
マドリード基本情報
スペインの首都マドリード。もちろんその大都市にはたくさんの魅力が詰まっています。スペインならではの観光スポット、3大名門クラブチームのレアル・マドリードのホームスタジアム、そしてスペイン王室の豪華な暮らしぶりを見ることができる王宮、闘牛、フランメンコと、スペインの魅力ポイントを全て体験できます。
【マドリードの主要観光スポット】
プラド美術館 マドリード王宮 サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアム ソフィア王妃芸術センター スペイン広場 など‥
【シュプラッハカフェマドリッド校】
街の中心街にあるシュプラッハカフェマドリッド校は、待ち合わせ場所としてよく利用されるポルタ・デル・ソルの近くに位置しています。そのため学校付近にはショッピング、レストラン、カフェ、バーなどがたくさんあり、授業後にお友達とお出かけを楽しむこともできます。
バルセロナ基本情報
スペイン人気の2大都市といえば、首都のマドリード、そしてバルセロナですね。バルセロナの人気のポイントは、マドリードにはない、「ビーチ」ですね。また芸術の街とも言われるほど、バルセロナでは芸術を堪能できる観光スポットがたくさんあります。その一つ、知らない人はいないでしょう、「サグラダファミリア」。そのほかにももちろんFCバルセロナのホームスタジアム、ピカソ美術館、そしてなんといってもビーチ!またショッピングも十分に楽しめる、訪れる人を飽きさせない魅力溢れる都市です。
【バルセロナの主要観光スポット】
サグラダファミリア グエル公園 カタルーニャ音楽堂 カサ・バトリョ カンプノウスタジアム など‥
【シュプラッハカフェバルセロナ校】
バルセロナを代表するメインストリート、ランブラス通りまで徒歩数分、海沿いまでも徒歩5分程度、地下鉄の最寄駅まで徒歩2分程度の街の中心街にバルセロナ校はあります。授業後はビーチでのんびりしてもよし、ショッピングを楽しんだり、近くのカフェで友達とお話をするのもいいですね。タパスやバーも周辺にたくさんあるので、ナイトライフも楽しむことができます。
スペインワーキングホリデーにおける滞在方法
1.アパートに住む
アパート物件には単身で住む方法と他の人と家をシェアしながら滞在する2つの方法が考えられます。
一人でスペインのアパートで住む場合のお部屋探しとして、不動産屋に手配をしてもらったり、不動産ポータルサイトや部屋探し専用サイト等を通して手配をすることが考えられます。
また、家賃をなるべく安く抑えたいと考えている人は、「ピソ」をおすすめします。「ピソ」とは、ピソ・コンパルティードの略語で、アパートの部屋をシェアメイトとシェアをしながら住む形態の事です。ほとんどのピソの部屋には家具が備え付けられていることが多く、それらをシェアメイトとシェアをして利用していくという事になります。ピソの手配方法として、インターネット上でのピソ探し用のサイトや学校の友達の伝手から情報を得て、大家さんやシェアメイトと連絡を取り合いながら手配を進めていくということが一般的です。
2.ホームステイをする
スペイン留学生に人気であるのがホームステイ。
なんといっても、スペイン人の家族と本場のスペイン語に触れながら生活をすることで現地の文化にふれることができるので人気の滞在方法でもあります。
語学学校シュプラッハカフェでは、マドリード校、バルセロナ校、マラガ校の全校舎にて、留学生受入れの経験豊富なホームステイ先を手配しています。
3.語学学校付属の宿に住む
スペインの生活に慣れるまでは、語学学校の寮などで、生活をスタートさせて余裕を持ちながらお部屋探しをするという方法をおすすめいたします。
2.で紹介したホームステイのほかに、語学学校シュプラッハカフェでは学生寮であるスタンダードアパート、レジデンス(朝食もしくは2食付き)、そしてスタジオアパートの宿泊施設もご案内しております。
渡航前から宿泊施設はお申込が可能なので、スムーズにスペイン留学・ワーキングホリデー生活を開始することができます。また学生ビザ・ワーキングホリデービザ両方の方に必須の住民登録に関しても、当校で宿泊施設をお申込頂くことで、書類のチェック等のサポートを学校スタッフが行ってくれます。
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特に1)でご紹介しました「アパートに住む」に関してですが、現在お部屋探しは、住居探しのサイト等やフェイスブックコミュニティ等も普及し、スペインでの家探しは容易な状況になったといえます。
しかし、膨大な物件情報の中に悪質物件が存在したり、手配をする上でトラブルが発生したりする事も考えられます。また、スペインはリゾート地として人気を誇る地でもあるので、バカンスシーズンの間には物件が手に入りにくいということも考えられます。
その為、早めに情報収集をし、かつ契約等の確認を念入りにしながら物件探しをされる事をおすすめします。
ピソとはなにか
ピソとは
そしてピソのメリット・デメリットについて知っておくことも大切です。
ピソのメリット
- 一人で部屋を借りて住むよりも家賃が安くなるケースが多い
- 言語力の向上も期待できる
- 家具がついている事が多い
- 友達が増える
ピソのデメリット
- たまに部屋を片付けないルームメイトがいる
- シェアをしながら住むので、バスタイムなどの時間がたまに融通きかない場合あり
- パーティを夜遅くまでするルームメイトがいると眠れない場合もある
- 相性が悪いルームメイトと一緒に住むとストレスがたまる。
日本人同士、そして家族同士で生活をしても生活習慣に違いがあるものですが、海外でシェアハウスに住むとなると、異なる文化背景を持った者同士が住むということですので、生活習慣や感覚の違いは大きく異なります。
そんな時は我慢をするのではなく、相手の習慣や意見も尊重しつつ、こちらの意見を伝えることが大切です。
これを言ったら相手に嫌われるのでは…と我慢をしていたらストレスがたまる一方です。日本人は「察する」という感覚があるものですが、多くの場合海外の方にはない感覚なので、はっきりと意思表示をすることが海外生活をする上で大切になってきます。海外の人から「日本人はいつも笑顔でYesと言っているけど、本当は何考えているかわからない」と思われていることが多いので、日本人としての謙虚さも大切にしつつ、はっきりと意思表示することも心がけましょう。
そして、ピソは下記の3つの方法で探すことが出来ます。
①口コミ
語学学校や大学の友人やクラスメイトに部屋を探している旨を伝え、ルームシェアを受け入れてくれるピソを紹介してもらう方法です。
部屋探しをしていることを周りにアピールすることで、友達が部屋探しを手伝ってくれたり、友達の友達が住んでいる場所に空きがあるという情報をもらえたりなど、色々な可能性が舞い込んできます。
そのため、ピソ探しの第一歩として、新しく出来た友達やクラスメイトに情報を求めるのも良いかもしれませんね。
②ピソ探し専用サイトの利用・個人の広告を探す
ピソを探す際に「ピソ探し専用サイト」を利用しながら、探すこともできます。 これらのサイトでは、個人でのルームメイト募集の掲示や、不動産業者が仲介をして空き部屋情報を掲載をしたりしているケースがほとんどです。そのため、掲載内容を読み、気になる物件があれば、直接個人または不動産業者にコンタクトをとって確認を進めながら部屋探しをおこなうという流れになります。(自分からも物件を探している旨の掲示を出すことも出来るサイトもあります。) また、物件探しをしている人は多いため、気になる物件があればすぐにコンタクトをとり、とりあえず確認をしてみることをおすすめします。コンタクトを行う中で、メールの返信が来ない場合や返信が遅い場合などもあるので、辛抱強くピソ探しをしましょう。
③ピソの賃貸物件を取り扱う不動産エージェントを利用する
ピソの賃貸物件を取り扱う不動産エージェントを利用し、部屋探しを行うという方法も挙げられます。
ただしアパート代金には若干のエージェントのコミッションが上乗せされている場合やアパート手配料が必要な場合もあります。そのため、自分で部屋を探すよりもコストがかかります。
ピソ探しの最終手段としてエージェントを活用するなど、不動産エージェントを有効に活用する事ができるようなプランを考えておく事も大切です。
ピソ探しの注意点
【ピソの立地】
・駅や学校からどれ位の位置に属する物件なのか。
→必ず最寄りの駅がどこであるのかという情報やどのように家から学校まで通学することができるのか確認をしましょう。
・物件の周りの地区の治安
→これはとても大切な情報です。地域により、一人で夜は歩かない方が良い地区や犯罪率が高いと呼ばれる地域があるので必ず確認することをお勧めします。
・物件の周辺に病院や銀行・スーパー等の施設があるのか
→緊急で病院へ向かう場合や病気になった場合、病院が隣町にあるといった状況になるととても大変です。また、スーパー等が近くにあると空いた時間等に買い物をすることも可能であったり、風邪になったりしてもすぐに必要な食料が調達できますね。
【入居と退居関係・住居内の設備】
・ピソへの入居可能日と滞在可能期間
・光熱費やインターネット費用はどのようになっているのか。
・喫煙の部屋であるのか、禁煙の部屋であるのか。
・キッチン用具が揃っているのか、また、それらの用具は使わせてもらえるのか。
→キッチン用具をシェアする住居が多くみられますが、それらが大家さんの私物であることやシェアメイトの私物である可能性もあるので確認しておきましょう。
・洗濯機が備え付けられているのか。
→海外では洗濯機が家に備え付けられていない部屋もあります。
・Wi-Fiやインターネットはつなげられるのか。
→とても大切です。日本にいる両親や友達と連絡をしたい時やスペインに関する情報を探す際には欠かすことが出来ません。
・ヒーター等の備え付けはあるのか。
→温かいイメージがあるスペインも、冬には気温が下がります。また、ヒーターの備え付けがない物件も存在します。もし、物件に備え付けられていないのであれば、簡易ヒーターなども用意してもらえるのかという事も聞いておきましょう。
・お風呂のお湯はガス式給湯器であるのか。タンク式であるのか。
→貯油タンク式によってお湯が出る家に大人数のルームメイトと一緒に滞在をすると、たまに自分がシャワーを浴びた際に温かい水が出ない場合があります。これはタンクにたまったお湯が亡くなると、タンク内のお水が温まるまで時間がかかるからです。そのためガス式給湯器であるかどうか、タンク式であるかを事前に確認しましょう。
【ルームメイト編】
・ルームメイトの人数と性別
・ルームメイトは学生であるのか、仕事をしている人であるのか。
→学生である事によって現地の大学の情報や学校の情報を教えてもらえるかもしれません。また、仕事をしている人であればキャリアにつながる話を聞けたりするかもしれませんね。また学生は夜遅くまで起きていることがあるなど、仕事をしている人とは生活リズムが異なってくるでしょう。
・趣味は何であるのか。
→趣味が一緒であると休日一緒に趣味を楽しむことができるので、ルームメイトとの距離も縮まるかもしれません。
・ルームメイト内での規則や掃除の方法等はどのようになっているのか。
→ルームメイト内での規則がどのようになっており、掃除は分担して行われているのかという事を確認することにより、ピソ生活をする上でのイメージが湧いてくるかもしれません。
・同居人達が普段ピソの中で話している言語は何か。
ルームメイトの相性を確認することはとても重要です。なぜならば、ルームメイトと相性が悪い中で生活を続けていくことにより、ストレスを感じる場合もあるからです。また、ルームメイトとたくさんの楽しい時間を共有していく事でスペインでかけがえのない時間を過ごすことにも繋がります。
しかし、共同生活をする中で、文化の違いや価値観の違いにより、衝突をしたり、議論をしたりする場面もあるかもしれません。その際に自分の考えを伝えずにコミュニケーションを諦めるのではなく、自分の思いを言葉にして伝え、相手の発言にも耳を傾けることも大切です。そして、相手を尊重する気持ちと理解しようとする気持ちは共同生活をする上ではかかせません。ある程度の広い心を持ちながら、ルームメイトと楽しいスペイン生活を送ることができたらいいですね。
スペイン人に聞く! ピソ探しサイトベスト3
1位 Idealista(イデアリスタ)
Idealistaのサイトは英語表示で探すことができ、視覚的に利用しやすい構造となっています。
スペイン人スタッフ曰く、スペイン人の利用者も多いサイトであるそうです。
そのため、沢山の量のピソが掲載されています。また、ピソだけではなく、一軒家等などの様々な形態の部屋を探すことができるので、自分に合った部屋を探すことができますね。
Idealista(イデアリスタ)のサイトページリンク www.idealista.com/en/
2位 Fotocasa(フォトカサ)
Fotocasaのサイトも物件数が比較的多く登録されているサイトとなっています。
また、イデアリスタ等のサイトにも登録されていないピソ物件があることもあるので、フォトカサのサイトを見ながらも他のサイトを見て部屋探しを勧めている人が多いそうです。フィルター機能も充実しています。
Fotocasa(フォトカサ)のサイトページリンク www.fotocasa.es/en/
3位 piso compartido(ピソ・コンパルティード)・pisos.com(ピソス・プントコム)
piso compartidoはピソ物件にフォーカスを当てたサイトpisos.comの姉妹のサイトです。
これらのサイトは学生等が登録をしている傾向が高く、自分自身でピソのルームメイト等を募集できるようになっております。
piso compartido(ピソ・コンパルティード)https://www.pisocompartido.com/
pisos.com(ピソス・プントコム)のサイトページリンク www.pisos.com
物件の問合わせ方法
気になる物件・お部屋を見つけたらまずは問合わせをしましょう。 問合わせの際のポイントとして、
① 問合わせ用の文章は事前にテンプレートを作成しておく。
② 少しでも気になった物件があればテンプレートを使ってすぐに問合わせをして見学が可能か交渉する。
→問い合わせをしてもタッチの差で既に空きがなくなっていたり、または返事が返ってこないということはよくあることなので、とにかく少しでも気になった物件があれば、テンプレートを使って素早く問合わせをすることが重要です。
ピソ物件の問い合わせの際に記載すると良い情報をリストアップしました。
- 自分の名前、年齢、性別、国籍
- 物件への入居希望日、退居希望日
- スペインでの滞在目的
- 自分の趣味や好きなこと等
スペイン滞在中の携帯電話
スペイン現地でつながる携帯電話があるメリットとして下記が挙げられます。
・滞在中にできた友達とのやり取りが楽になる
・お部屋探しの際にスムーズに連絡を取ることができる
・仕事探しの際にお店や会社に電話をしてコンタクトをとることができる
またSIMの種類として一般的に下記の2通りがありますので、ご自身にあったSIMをお選びください。
① プリペイドSIM(契約なし)
② 月額プランSIM(契約あり。契約期間に注意すること。そして契約にはスペインの銀行口座が必要となります。)
スペイン人スタッフに聞いた、スペインでの携帯SIMを購入することができるオススメプロバイダ会社!
・Voda phone(ボーダフォン)
・Orange(オランジ)
・Movister(モビスター)
・Simyo
・PePePhone
これらの会社の店舗もしくはSIMを取り扱う店頭・オンラインショップにて、SIMを購入しましょう。
SIMの種類によっては購入の際にはパスポートやその他個人情報提示が必要となるので、店頭で購入される場合にはパスポートを必ず持っていきましょう。
スペイン滞在中、クレジットカードはとても便利
スペインでのクレジットカード普及状況
ヨーロッパ滞在中は、クレジットカードを最低一枚でも持っておくととても便利です。
理由として、スペインでは国内旅行をした際にホテルへ泊まる際に、デポジットとしてクレジットカードの提示を求められるからです。また、レンタカーを借りる際の支払い保証の際にも必要になります。そして、スーパーマーケットやレストラン等、ほとんどのお店でクレジット決済することが可能です。
日本よりもクレジットカードやデビッドカード等での決済が普及をしている為、スペイン滞在中では複数のカードを所持しておくと便利かもしれません。また、長期滞在を考えられている方の中にはヨーロッパ周遊旅行をしてみたいと考えられる方も多いかと思います。その際にとても便利なのはまさにクレジットカードです。特に、ユーロが使えないヨーロッパの国へ旅をする際にも利用する事が出来るので便利です。
スペインで持っていきたいクレジットカードの種類
スペイン滞在中にもっておきたいカードの種類としてVISAとMASTERカードが挙げられます。
特に、MASTERカードはヨーロッパを中心に幅広い地域で利用する事ができるのでとても便利です。AMEXは店舗側の手数料が高いという事情もあり、カフェ等の小さなお店で利用する際には断られる場合もあります。
一番良い方法として、2・3枚の異なった種類のカードを所持しておくといいでしょう。店で一つのカードが使えない場合、他のカードで対応することが出来ます。万が一、長期滞在中に一枚のカードが壊れてしまったり、紛失してしまったりした場合でも、他のカードを所持しておく事で緊急のお支払いに対応をすることも可能です。
また、クレジットカードは必ずICチップ付きの物を選びましょう。特にヨーロッパの国では、クレジットカード情報を不審な者に読み取られるというスキミング犯罪も多発しております。しかし、ICチップ付属のカードは情報が盗まれにくい傾向があります。
筆者はスキミング対策として、スキミング防止カードホルダーに必ずカードを入れるようにしております。もちろん、定期的にカード利用状況を確認することも大切です。今では、簡単にオンラインでカード利用状況を確認することが出来るのでとても便利です。
クレジットカードの利用はとても便利であるからこそ、安全を確保しながら利用する方法も考えていく必要がありますね。
スペインでの食文化・チップ
日本と違うスペインの食習慣!
日本では「1日3食しっかり摂りましょう」という食文化がありますが、スペインでは1日5食食べるという食文化が存在します。
もちろん、この文化を適用しているかどうかは、人にもよります。
典型的な食文化は以下のとおりです。
①Desayuno(デサジューノ) | 朝食として、カフェオレやホットチョコレートを飲みながら、ビスケット等の軽食を摂ります。 |
---|---|
②Merienda media Mañana(メリエンダ・メディア・マニァーナ) | 11時頃、サンドイッチ等の軽食を食べます。 |
③Comida(コミーダ) | スペイン人達にとってのメインの食事の時間である、昼食の事を指します。14時頃にゆっくりとワイン等のドリンクも添え、友達や家族と楽しみながら食事を摂ります。 |
④ Merienda(メリエンダ) | 18時頃、夕食前の午後のおやつを摂る時間を指します。 |
⑤ Cena(セナ) | 21時ごろから夕食は始まります。スープやサラダ等で簡単な食事を摂ります。 |
現地でのレストランチップ
ヨーロッパのレストランへ出かけた際に、支払うことが多い「チップ」。
しかし、日本ではあまりチップを支払うということが一般的ではなかったり、国によってチップの支払い方も変わったりするため、時にスペインでのレストランでのお支払いの際に迷う方もいるかと思います。
チップとは、レストラン等にて規定料金と別に受けたサービスに対して相手に渡す現金のことを指し、チップの金額は個人の善意による為、一概には言えません。
しかし、一般的には食べた料金の10%程度のチップを渡すと言われています。もちろん、食べた値段の料金やサービスの良し・悪し・状況等でチップの金額も勿論変わるので、10%も満たないチップを渡す場合もあれば、少し多めに渡すという場合もあります。
スペインでは高級レストラン等ではチップを払うということが一般的なので、友人との食事の際には気に留めておいたほうが良いかもしれません。
スペインの気候と現地での服装について
スペインの春の気候(3月~5月)
スペイン国内の春の気温は変動が大きいと言われています。
【気温】
- 首都マドリード 最高気温が17度程
- バルセロナ 20度程
- アンダルシア地方 23度程
- スペイン北部 16度
- 厚手の服装
- 日中はアウターが必要(体温調節可能な上着)
- 長袖のシャツ・トレーナー
スペインの夏の気候(6月~8月)
スペインの夏の日差しはとても強く、スペイン北部を除き、とても乾燥した日々が続きます。
【気温】
- 首都マドリード 最高気温が30度程
- バルセロナ 28度程
- アンダルシア地方 35度程
- スペイン北部 25度
- サングラス・帽子
- 歩きやすいサンダルに、半袖・半ズボン
- 寒暖差のある地域では、カーディガンなど
スペインの秋の気候(9月~11月)
冬に近づくにつれて、朝晩は冷えることが多くなります。
【気温】
- 首都マドリード 最高気温が20度程
- バルセロナ 23度程
- アンダルシア地方 25度程
- スペイン北部 20度
- 靴はスニーカーやショートブーツ
- カーディガン・ストールなど
スペインの冬の気候(12月~2月)
バルセロナはマドリードよりは温かいですが、乾燥する日々が続きます。
【気温】
- 首都マドリード 最高気温が10度程
- バルセロナ 14度程
- アンダルシア地方 15度程
- スペイン北部 14度
- ダウンコート等の防寒具
- ブーツやスニーカー
お勧めのワーホリ滞在例
充実したスペインのワーホリ生活を送るにはどうしたらよいのか…?そんな疑問に答えるべく、目的別のお勧め滞在例をご紹介します!
ホリデーを思い切り楽しみたい!
そんな方には複数都市でのワーホリ滞在をお勧めいたします。異なる魅力を持ついくつかのスペインの街で滞在をして、より深くスペインについて知ることができます。- お勧め滞在先:スペインの首都マドリード & 芸術&自然豊かなマラガ
1~5カ月目 | 6~11カ月目 | 12カ月目 | |
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都市 | マドリード | マラガ | 各都市 |
滞在方法 | 語学学校の学生アパート | 学生アパートもしくはシェアアパート | ホステルなど |
語学学校に5カ月通いスペイン語のスキル向上を目指す。到着後すぐに語学学校の学生アパートに滞在できるので、滞在先の心配なし | マラガでも語学学校に行くことでマラガ滞在中のお友達作りができる。スペイン語能力も向上 | 最後の月は残りの行ってみたい都市に観光滞在 |
お仕事経験をしたい
そんな方には仕事口の多い大都市での滞在をお勧め致します。語学学校でスペイン語スキルを十分に向上させた後、スペインでのお仕事に挑戦してみましょう。- お勧め滞在先:マドリード もしくは バルセロナ
1~3カ月目 | 4カ月目 | 5~6カ月目 | 6カ月目以降 | |
---|---|---|---|---|
都市 | マドリードもしくはバルセロナ | 同じ都市 | 同じ都市 | 同じ都市 |
滞在方法 | 語学学校の学生アパート | (ピソ)シェアアパート | ピソ | ピソ |
語学コースを半年間お申込。学生アパートは3カ月のみお申込。 | 滞在3カ月目に入る前からピソと呼ばれるシェアアパートを探す。滞在4カ月目以降そこに住むことで節約生活も可能。 | 語学学校でスペイン語に自信が持てるくらいになってきたら、職探しを始める。履歴書の書き方など、講師や学校スタッフにアドバイスを貰うこともできる。 | 無事お仕事を見つけ、スペインでのお仕事経験を積む。 |
語学学校の費用 短期・長期
6ヶ月の語学学校費用 コース&宿泊
- マドリード
6,140ユーロ (約798,200円)
- バルセロナ
6,140ユーロ (約798,200円)
- マラガ
5,860ユーロ (約761,800円)
2ヶ月の語学学校費用 コース&宿泊
- マドリード
2,295ユーロ (約298,350円)
- バルセロナ
2,295ユーロ (約298,350円)
- マラガ
2,200ユーロ (約286,000円)
※2015年12月現在(1ユーロ=130円)
マドリード/バルセロナ/マラガ校 スペイン語コース
スペイン語コース | 1レッスン=45分 | タイムスケジュール |
---|---|---|
パートタイム | 2レッスン/日(90分) | 12:30-14:00(マラガ校では開講してません) |
スタンダードコース | 4レッスン/日(180分) | 9:30-12:45(11:00から15分休憩) |
インテンシブコース | 6レッスン/日(270分) | 9:30-12:45(11:00から15分休憩)+13:00-14:30 |
DELE試験対策コース | 4レッスン/日(180分) | 上記スタンダードと同様 |
Written by Eri Konishi & Marina Inoue